露天風呂付和室ベッドルーム
香川県琴平町のこんぴら温泉郷の琴参閣(中山芳彦社長)は昨年5月、館内の「飛天館」5階に、露天風呂付和室ベッドルームとツインガーデンビューバス付洋室をそれぞれ1室ずつオープンした。どちらも飛天館では新しいタイプの客室だ。
露天風呂付和室ベッドルーム(41平方㍍)は、ダブルベッド2台を置く和室と、露天風呂とテーブル・チェアを設置するテラス(12平方㍍)からなる。露天風呂からは同客室専用の庭と、その先に広がる象頭山を眺めることができ、贅沢な湯浴みが楽しめる。室内にはシャワーブースも備わる。定員2人。
ツインガーデンビューバス付洋室(44平方㍍)は、ダブルベッド2台とエキストラベッドにもなるソファーを置く洋室と、庭と象頭山を望む内湯が付く。同客室は、隣の露天風呂付客室とコネクティングルームにすることが可能で、3世代旅行に便利だ。定員2人(エキストラベッド利用で3人まで可)。
両客室とも室内備品が充実する。65㌅4K液晶テレビや加湿機能付き空気清浄機、カプセル式コーヒーメーカー、ダイソンヘアドライヤーなどをそろえ、快適な滞在を提供する。
食事は飛天館2階にある飛天館宿泊者専用の個室料亭「一力茶屋」で、瀬戸内の天然フグ「讃岐でんぶく」やオリーブ牛、オリーブ豚など季節によって旬の地元食材が楽しめる。
飛天館最上階にある展望浴場「八雲の湯」は、飛天館宿泊者専用。象頭山を望む展望露天風呂と展望浴室があり、開放的な空間で温泉が楽しめる。
もう一方の「讃水館」も露天風呂付客室などが充実。大浴場は露天風呂をはじめ、檜で屋形船を模した「船形風呂」や薬草風呂などがそろう。露天風呂「かぶきの湯」は野趣溢れる岩造りで、ゆったりとした情緒が漂う。
ツインガーデンビューバス付洋室