兵庫県姫路市は、7月1日(土)から始まったJRグループの大型観光キャンペーン「兵庫デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、世界文化遺産・姫路城とJR西日本が運行する特別急行列車「WEST EXPRESS銀河」とコラボした特別御城印の配布を始めた。
兵庫DC特別商品「神戸・姫路デジタルパス」を購入して、姫路城に入城した人が対象となる。
特別御城印は、「銀河」という言葉から連想される夜や夜空をイメージとした黒色の背景に、銀河の車両や姫路城を模したイラストを金・銀色でデザインした。
中央にある「國寶姫路城」は、菱の門の鏡柱にかかる木の看板の文字を抽出した。昭和初期の国宝指定の際に掲げられていたと言われる特別な文字という。
特別御城印の受け取りは、デジタルパスを購入して利用を開始。セット内容の「姫路城入城チケット」で入城するともらえる。
なお、姫路城夏の特別公開は8月11日(金・祝)から9月24日(日)まで。兵庫DCを記念し、普段は非公開であるエリアの6棟「乾の小天守」「イの渡櫓」「ロの渡櫓」「ハの渡櫓」「東小天守」「折廻り櫓」を特別に公開する。6棟の同時公開は2009年以来14年ぶりだ。
特別公開の観覧は大人500円、小人(小中高校生)200円。別途、入城料として大人1,000円、小人300円が必要。