白樺リゾート池の平ホテル(茅野市白樺湖)の新本館が、2023年4月22日にグランドオープンした。
1955年の創業当時から67年間営業してきた本館を解体し「ザ・レイクリゾート」と「信州五感のショーケース」という二つのコンセプトの下、新築した。鉄骨造10階建て延べ床面積1万4800平方㍍。1階には湖畔に面したオールデイ・ダイニング「湖畔の風」、3階には眼下に白樺湖が広がり混浴で楽しめる天然温泉&サウナ「湖天の湯」、縁日のような雰囲気で親子でも楽しめる屋内型温泉街「しらかば仲見世」などを新設した。
新本館の部屋タイプは、デラックスレイクビュールーム、デラックスバルコニールーム、スイートルーム、エクセルルーム、ユニバーサルルームの全73室。既存の東館・アネックス館と合せて総客室数は245室、総収容人数は1056人(※23年4月新本館オープン時)となる。
オールデイ・ダイニング「湖畔の風」はテラス席を含めて全490席。宿泊客以外の日帰り利用も可。地元の野菜・山菜など地域食材を中心とした料理を幅広いラインナップで用意した。
信州の魅力を凝縮した「しらかば仲見世」では、白樺湖周辺の牧場や農家をはじめとした信州の味覚が楽しめる角打ち屋台をオープン。日本酒やワインの利き酒、クラフトビール、りんごジュースや地元牧場の牛乳を取り揃えている。
3階の天然温泉「湖天の湯」は男女入れ替え「石の湯・木の湯」、水着着用の「湖畔混浴 空」の3エリアからなる。石の湯にはこの地域で古くから屋根材や建築材として使われてきた「信州鉄平石」を採用。木の湯ではリラクゼーション効果が期待できる「木曽ひのき」を採用。各湯にはフィンランド式サウナと天然掛け流し水風呂も用意。石の湯、木の湯では30分に1回のオートロウリュを完備。
「湖畔混浴 空」は3段ベンチで12人収容可能な男女混合サウナを用意。露天エリアには景色と一体感を感じられるインフィニティ露天風呂と外気浴チェアを設置した。
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