庭園露天風呂「桜の湯」
山形県鶴岡市のあつみ温泉萬国屋は2023年12月20日(水)、庭園露天風呂「桜の里湯」を大規模リニューアルオープンした。あつみ温泉が誇る毎分1100~1300リットルの豊富な湧出量を生かし、源泉掛け流しの客室を多く備える萬国屋。ここに、2つの大浴場「楽山」「楽水」のほか、今回リニューアルした「桜の湯」「里の湯」が加わる。美しい庭園の中にある岩風呂に浸かり、あつみ温泉の山々を眺めながら心身を癒すことができる。
「桜の湯」には昨今のサウナニーズの高まりから、「バレルサウナ」を設置した。バレルサウナは、サウナ発祥地のフィンランドに伝わる樽型サウナルーム。室内へ均等に温度を伝え、サウナの効果を最大限に引き出せるといわれている。
水風呂と外気浴スペースも備えており、「ととのう」ことによってデトックス効果やリフレッシュ効果が期待できる。
「里の湯」では、雪が多く降る日であっても、ひんやりとした空気を吸いながら心置きなく温泉に浸かれる。こちらにもサウナが用意されている。洗い場は、「桜の湯」「里の湯」に8ブースずつ設置した。
萬国屋では、2017年に環境省から提言された、現代のライフスタイルに合わせた温泉地の過ごし方である「新・湯治」に着目。宿泊客が温泉地に滞在し、心身をリフレッシュすると同時に、多くの人に訪れてもらうことで温泉地の賑わいを生み出していくことを目指す。