床に琉球畳が敷かれた落ち着いた空間(蔵王四季のホテルの洋室)
山形県蔵王温泉の蔵王カンパニー(伊藤聖社長)は2023年12月、運営する3施設の客室をリニューアルオープンした。
蔵王四季のホテルでは顧客ニーズを反映し、和室(14室)を洋室に改装した。琉球畳にデイベッドを備えた和モダンな空間にまとめ、より上質なもてなしをめざす。このほか、ラウンジのフリードリンクコーナーを拡充した。
おおみや旅館では洋室(3室)を新装した。収納スペースを客室空間にしたことでゆとりをもたせたほか、ワークデスクを配し、リモートワーク需要にも応える。
蔵王国際ホテルは、東館の和室と和洋、計14室を改装し、スイートルーム8室がオープンした。シモンズ社製140センチのダブルベッド2台を配した寝室と、デイベッドやダイニングセットのあるリビングルームを独立させたことで、3人利用でもゆったりと過ごすことができる。