客室は和モダンの広い空間
香川県・琴平町の湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭(近兼弘幸社長)は6月1日、愛犬と泊まれる宿「紅梅亭別邸とら梅」を開業する。
敷地内の一画に鉄筋コンクリート造2階建ての建物を新築した。1階に客室4室があり、広さは各51平方㍍から。全室に愛犬も入浴できる専用の温泉露天風呂と一緒に食事ができるダイニングルーム(朝・夕とも部屋食)、専用ドッグラン、テラスなどを備える。シモンズ製のセミダブルベッドを通常2台置き、追加で計3台までの設置に対応する。
2階は共有スペースで、ドッグランとラウンジ(フリードリンクコーナー)を設ける。ラウンジには生ビールや焼酎などのアルコールのほか、各種ソフトドリンク、おつまみ、ワンちゃん用のおやつなどを用意する。
専用ドッグランや客室露天風呂が付いた愛犬と泊まれる客室の誕生は、こんぴら温泉郷で初めてという。愛犬と過ごす特別な休日をテーマに、客室内の設備や調度品にこだわった。
宿泊料金は平日2人1室で、大人1人5万1700円から。愛犬は施設使用料として3850円が必要。泊まれるのは体重10㌔未満の小型犬・超小型犬のみで、事前に5種以上の混合ワクチン注射の接種証明書および狂犬病予防注射済証の写真もしくはスキャンデータの提出が必要だ。
なお、別邸開業に合わせ、ガーデン内にあった独立型チャペルを別邸宿泊のチェックインができるようにウェルカムラウンジにリニューアルした。到着時、ドリンクやおつまみ、ワンちゃんのおやつなどを提供する。
客室温泉露天風呂(ワンちゃん用も併設・手前)
客室内の専用ダイニングルームで食事を楽しむ
共有スペースにあるドッグラン